盲導犬ヴィヴィのお話
2007年12月04日 (火) | 編集 |
今日はマラソンのお友達【富山の隠居】さんのパートナーだった
盲導犬ヴィヴィのお話をしたいと思います。

ヴィヴィは全盲の【富山の隠居】さんと一緒に
たくさん歩いてジョギングの伴走もしていた、とても頑張りやさんの
盲導犬でした。

どこに行くにも、【富山の隠居】さんと一緒に行動し
いろんな風をふたりで感じ、たくさんの友達と過してきました。

そんなヴィヴィは、レトリーバーには多いという、癌に侵されてしまい、
やむなく、盲導犬を引退することになりました。

そんなヴィヴィのことを思って、【富山の隠居】さんがその心のうちを
明かす日記を書いておられたので、ご本人の許可を頂き、
こちらにも掲載させて頂きます。

盲導犬とその使用者、という関係よりもはるかに強い絆と
愛情を感じる内容です。
どうぞ、ご一読くださいね。

注;本文中に含まれる「村岡」というのは、「村岡ダブルフルウルトラランニング」
というマラソンのことです。【富山の隠居】さんはこの大会で
100キロの部を完走されました。
【富山の隠居】さんは、他にも萩往還250キロを完走されたり、数々の大きな長いマラソンを
走っておられる、とても強いランナーです。


では、以下、【富山の隠居】さんの日記からです。




ヴィヴィは、1999年1月30日から私と生活することになった。

(今年の)7月15日の午前中まで、歩いていたが、午後急に後ろ足を上げて、歩き出した。
下ろそうともしない。
富山の獣医さんに診察してもらう「レントゲンを写すと」膝上の骨が曇っていた。
骨癌の疑いと言われる。

まさかと疑った。

関西盲導犬協会の会長「獣医」さんのところで、再検査の結果、骨肉腫だった。
盲導犬は、最高12年で、引退するが、ヴィヴィは、10歳3ヶ月で、引退となった。

ヴィヴィは、8月29日に骨肉腫の手術をした。
当時ヴィヴィを富山で、余生を送らせてあげる予定でしたが、
ヴィヴィの為には、良くないと言われる。
次の盲導犬と生活するには、「ヴィヴィ」にかなりのストレスになるそうです。
それに富山の冬の寒さや雪が、積もると不自由な足では、
散歩も出来なくなると足が弱ってくる「傷口も痛む」
もし寝込むことになると家内が、二度も腰のヘルニアの手術をしているので、
とっても世話が出来ないとの事で、盲導犬協会にお願いした。
ヴィヴィを天国に旅立つまで、一緒に暮そうと思っていたが、

「ヴィヴィごめんね」

その後何軒かのお宅から「ヴィヴィ」のお世話をさせて下さいと
訓練所に言ってきたそうです。
皆様の御好意に感謝です。
結局以前にも癌の盲導犬を天国に旅立つまで、
お世話して下さったお宅にお願いしたようです。

手術は、4時間半と長時間だった。
切断した足は、ヴィヴィが、天国に旅立つ時に足を揃えて火葬して上げたいと
関西盲導犬訓練センターで、冷凍保存して下さっているそうです。
ヴィヴィのことをここまで考えて下さっている訓練士さんに感謝しています。

村岡に行く前日手術後初めてヴィヴィに会いに行った。

私を見ると3段位の階段を降り走って来るのには、驚きました。
手術して、35日目でした。
その姿には、いつまでも落ち込んでいる私を励ましてくれるようでした。

その日は宿泊させて頂きヴィヴィと一緒に寝ることにした。
朝、村岡に出かける前にヴィヴィに村岡の完走タオルをおみやげに
持って帰るからとつい言ってしまった…
訓練士さんが、ヴィヴィにお世話していただくお宅に行く時に
「シャンプー」していただいた時に拭いてもらうのに持って行こうねと話していた。

レース中ヴィヴィとの約束を何度後悔したことでしょう。
まさか新コースが、あんなに厳しいとは思ってもいなかった。
何度リタイアを脳裏に浮かんだことでしょう…

塩原師匠とタラさんに何度も励まして下さり関門に引っかかるまでは、
何とか頑張ろう「タオル」が、ほしい!!
お陰で、ゴールで、完走タオルを肩にかけて下さった時は、本当に嬉しかったです。
塩原師匠・タラさんヴィヴィとの約束を果たせることが出来感謝しております。
ありがとうございました。

手術して、3ヶ月も過ぎ、現在ボランテァのお宅で、お世話していただいております。
とってもお利口にしていて、お母さんが、立つと「スリッパ」を持って来るとか…
温かい御家庭で、余生を送らせていただくヴィヴィも幸せだと思います。
大変なお世話して下さるご家族の皆様には、感謝しております。

獣医さんも訓練士さんもヴィヴィの足の強さに驚いております。
階段を上ったり走り回っているのは、これも長年お父さんのジョギング・巡礼などの
手伝いをしていたから筋肉が、鍛えられていたお陰と獣医さんや
訓練士さんも言っておりました。
立山の高原バスを弘法で、を降りて、そこから室堂の18km?も走ったこともあるヴィヴィ。
走ることの好きだったヴィヴィ…

現在3週間に1度「抗ガン剤」お使用しておるそうです。
今のところ副作用も無く血液検査でも転移は、していないようだが、
いつ再発するか油断は、出来ないとか!!
1日でも長く余生を送ってほしいと願うばかりです。


▼ヴィヴィと一緒に走る【富山の隠居】さん
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▼【富山の隠居】さんのことを書いた本もあります。



この子はヴィヴィの先代のパートナーです。

盲導犬の絶対数は、求める視覚障がい者の方の数より
圧倒的に少ないのが現状です。
育成費用には多額の資金が必要なのに、
公的な助成はとても少ないそうです。
その費用のほとんどを、心あるかたからの浄財でまかなっているそうです。

詳しくは【財団法人日本盲導犬協会】をご覧下さいね。

この日記を読んで、インスピレーションが、ガーーッと沸いて
一枚、絵手紙を描きました。
今日はねこ絵手紙じゃなくて、いぬ絵手紙ですね。




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2007/12/04 23:04 | ★にゃんずの日常★ | Comment (4) | Top▲