売れ残り猫の末路とブリーダー崩壊
2009年06月01日 (月) | 編集 |
にゃん友Nちゃんに聞いた話です。

Nちゃんは以前、ペットショップで働いていた。
そこに、かわいらしい、子猫がやってきた。
お値段は13万円ほどだったとか。

ケージにつるしたおもちゃで遊ぶ姿が
とても可愛かった。

ある日、Nちゃんは、子猫のお腹が
ふくらんでいるような気がして
オーナーに連絡した。

すると、オーナーは


「急いで売ってしまえ」



とのたまった。

子猫は日に日に、お腹が膨らんできた。
Nちゃんは、もう気がついていた、
子猫は腹水がたまってきていると。

定期的にやってくる、おかかえ獣医さんは
「もうあかんしな」としか言わない。

食欲がなく、ひどく痩せて、でもお腹だけは
臨月の猫のように腫れた子猫に
Nちゃんは、色々と手をつくして
食べられるものを探して与えていた。

ある日、そんなNちゃんを見ていたオーナーは
ようやっと子猫を病院に連れていく、と言ってくれた。

Nちゃんは、翌日、エプロンに包んで抱いて
外を歩いた。

生まれてから一度も、お日様にあたったことのない、
子猫に外の空気を吸わせてあげたかった。


オーナーは子猫を病院に連れていくために
迎えに来てくれて、小さな箱に入れる前に
たくさんお水を飲ませた。


その後、3、4日してから、子猫の様子を
オーナーに聞いたら、なんと、オーナーは箱に子猫を
閉じ込めたまま、放置していて、子猫は
亡くなったという。


Nちゃんはその後、お店を辞めた。


Nちゃんはお店で見た、様々な出来事が今もまだ、
Nちゃんの心を苦しめている。

一介の従業員が出来ることはたかがしれている。
でも、出来ることをなんとかしてきたNちゃん。


外の子もかわいそうだけど
ペットショップで売られている子たちの中には
こんな子もいるんだと、私に伝えてくれた。



誰にも知られず、小さな箱の中で
ひっそりと息を引き取っただろう、子猫。
どんなに苦しく怖かっただろう。
のどの乾きと闘っただろう。

私はNちゃんの話を聞き、涙するしか出来なかった。




我が家のまみちゃんも、1歳になるまで
ショップのケージで生活していたけれど
オーナーが個人のブリーダーらしく、
自宅で生まれた子だったせいか、
決して悪い扱いは受けていなかった。

まみちゃんと同様、立ち耳で売れ残ってしまった、
茶トラのスコの子は、従業員さんが
つれて帰ったという。


ペットショップの中には、きちんとした管理をしている
お店もあるだろう。中には、お店で里親募集さえ
させてくれるところもある。

だが、売れ残った子たちはどうなるのだろう。


先日、たまたま入った、大型のペットショップで
売られていた、長毛種の子猫、もう生後半年にもなっていて
小さな展示用スペースで窮屈そうにしていた。

お値段は30万円だった。




ペットショップには、当然、生体を調達するための
ブリーダーが必要で、最近は人気犬種のブリーダーの
崩壊をよく聞く。

また新たな崩壊SOSを聞いた。


【奈良発~30匹の犬SOS】


経緯を拝読すると、決して悪いブリーダーではなかったようだけど
近況報告用の日記に掲載されていた、
きれいになった子が目をきらきらさせている様子に
ブリーダー本人は、この子のこんな顔を見たことが
ないだろうと思う。



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2009/06/01 20:20 | にゃんず日記読者の皆さんへ | | Top▲