
第二次世界大戦のドイツが舞台で、
題名にもなっている、少年とはユダヤ人の収容所にいる8歳の子供のこと。
収容所の新所長に就任した、パパと一緒にやってきた、同じ8歳のドイツ人少年と
ユダヤ人少年との交流を描いた内容です。
ドイツ人なのに英語を話していたり
全体的に妙に牧歌的な感じがあったり
もとより、労働力になりえない、小さな子供が収容所にいるのかな?
(強制労働を結構サボってる)
ちょっとリアリティに欠ける面もあるのですが
ホロコーストを別な視点から切り取った作品でした。
ドイツ人の家族は、パパ以外はホロコーストの現実を知らない。
収容所のすぐそばに住んでいて、週に何回か収容所から上がる
煙のにおいの正体に想像力をめぐらせることもなく・・・
ユダヤ人の中から、所長の自宅の雑役係の人が選ばれるのだけれど
最初にいた元医師のおじいさんや、パジャマの少年など
ユダヤ人役の人がほんとにうまくて味のある演技をしていた点も好感が持てたのですが、
やはり、ホロコーストを扱った内容なので、
ガス室のシーンがあるんですね。
そのシーンで、今、これと同じことが、犬猫たちに行われているんだなぁと
思ってしまって・・・
どんなに怖いだろう、どんなに無念だろう・・・
生きたい、ただ生きたい、それだけなのに・・・
と、そう思ってしまいました。
ガス室のドアがガタガタと揺れるシーンが忘れられません。


ガス室行きから救われた猫さん2匹。
大阪行政施設で里親さんを待っています。
新たに成猫さん2匹も入ってきているし、
出産シーズンまでに里親さんが見つかりますように。
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なおさんが一生懸命撮影してくださる行政の仔猫たち、持ち込むのも人間です。
イデオロギーの違い等で殺しあうのも人間です。
イルカさんの歌に出てくる「人間だけが偉いんなんてことだけは思わないで下さい」
が重く心にのしかかります。
今日紹介の2匹だけではなく少しでも多くの命が救われますように祈っています。
命を粗末にする人たちにこそ、こういう所に来て、考えるきっかけになってほしい!
我が家の犬も日曜日は庭でのんびり、で、サボって鎖につなげなかったら。。。。。
子供だった私を連れて、母は荒川の方の収容所まで飼い犬を探しに行きました。
そこには、本当にたくさんの犬が捕獲されて、命に期限を付けられていました。
「犬と猫と人間と」の映画でも、移動ガス室のシーンがありましたね。そこに送るために、檻をゆすって脅かしながら、犬を追い込んでいた。。。。
モニターで映し出されていたワンちゃんたちの姿が、今でもフラッシュバックのように思い出されて、辛いです。
自宅で世話している外猫の雌の手術は終わっているのに、どこかから流れてきたのでしょう。シーズンが始まったようで、啼いています。
来週、捕獲器を仕掛けます。
12月は、外猫の怪我の治療で、デジタルパーマを諦めて、2月はかけようと思っていたけど、また延期(苦笑)。
デジパはいつでもかけられるから。。。。
ミルクティー色の猫さんの、あの口元が大好きです。
どうか、どうか、ガス室送りにされた仲間の分も幸せになって欲しいです。。。
今、同じことを行政は行っています。形を変えた虐殺。犬や猫、ウサギをガス室に。命を奪う。聞くだけで辛いです。私が幼いとき、野良犬が多かったです。保健所の職員が、針金を犬の首にかけ捕獲していました。悲痛な犬の叫び…今も耳から離れません。また、捕獲機に捕まった猫の叫び…。幼いとき、捕獲機の猫を逃がしてあげた事も。
二枚の画像を見て、涙が溢れました。幸せを掴んで!と。行政も殺処分について議論をしてほしい。失った命は…もう…二度と戻らない事を。そして、無責任な飼い主さん、ペットはオモチャじゃない、要らないからと簡単に処分しないで下さい。
人間は神じゃない、命は尊いもの、人間の手で奪うことが出来ないことを。
なんでそんな事が出来るかね~
ば●やろ~が!